立大が早大下す 2年生捕手・戸丸が逆転3ラン「体が反応した」 山田主将から授かったレガース着用で一発

[ 2022年11月8日 14:31 ]

東京六大学野球秋季フレッシュT   立大9―7早大 ( 2022年11月8日    神宮 )

<東京六大学野球秋季フレッシュトーナメント 早大・立大>7回、3ランホーマーを放った立大・戸丸は生還後、ガッツポーズ(撮影・郡司 修)
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 新人戦にあたる秋季フレッシュトーナメントが行われ、立大が逆転で早大を下した。

 3―7と4点を追う7回に1点差に迫り、なお2死二、三塁で途中出場の戸丸泰吾捕手(2年=高崎健康福祉大高崎)が、左翼席へ運ぶ逆転3ラン。「みんながつないでくれたので自分も最低限、四球でも次につなげようと思っていた。体が勝手に反応した感じです」と振り返った。今秋のリーグ戦で引退となった主将の山田健太内野手(4年=大阪桐蔭)から譲り受けた肘当てとフットレガースを着用して臨んだ打席で貴重な一発を放ち「健さん(山田)の力です」と感謝した。

 今秋には7試合に出場し、チームは4位に終わった。楽天からドラフト1位指名を受けた荘司康誠投手(4年=新潟明訓)ともバッテリ―を組んで経験を積み「荘司さんぐらい真っ直ぐが強いと真っ直ぐで押せる。(これまでは)最終的に変化に逃げることが多かったんですけど、自分の中でどの変化も真っ直ぐが投げられないと、生かせないんだなと荘司さんと組んで凄い感じた」と学びを得た。来季に向け「もう3年生になるので、引っ張っていく存在にならないなと思います」と気を引き締めた。

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