ソフトバンク増田孤軍奮闘マルチ「何とか流れを変えようと」　2戦連続零敗も若鷹が意地

パ・リーグ   ソフトバンク0―7ロッテ （ 2022年9月1日    ペイペイD ）

＜ソ・ロ＞7回2死、右越え三塁打を放った増田（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンクは勝負の9月初戦、4安打で2試合連続の零敗を喫した。チーム唯一のマルチ安打と孤軍奮闘したのが増田珠内野手（23）だ。

　0―4の5回1死、相手先発・美馬のフォークを捉え、左翼フェンス直撃の二塁打。7回は2死からカットボールを逆方向へ運ぶと、右翼フェンス直撃。ボールが転々とする間に三塁を陥れ、プロ初三塁打をマーク。「ビハインドの場面で何とか流れを変えよう、チャンスメークしようという気持ちだけでした。自分のスイングでしっかり捉えることができた」とうなずいた。

　名門・横浜から17年ドラフト3位で入団。5年目の今季は12試合出場し打率・250、1本塁打、6打点。得点圏打率・500と勝負強さを発揮している。