大谷翔平 ニューヨークタイムズ記事「大谷翔平の未来は不透明になった」

[ 2022年9月1日 13:30 ]

<エンゼルス・ヤンキース>6回1死一、二塁から中越え逆転3ランを放った大谷(AP)
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 ニューヨークタイムズ電子版は31日(日本時間9月1日)、球団売却を検討しているとされるエンゼルスと大谷翔平選手(28)の特集記事を掲載した。著書は昨年5月、紙面に掲載された大谷の記事を執筆したライター歴約30年の大ベテラン、スコット・ミラー氏。タイトルは「アーテ・モレノがエンゼルス売却を目指すことで大谷翔平の未来は不透明になった」。

 今回の記事内では、モレノ氏がオーナーのエンゼルスは2009年以降はプレーオフでのシリーズ勝利なしという低迷を続けていること、アルバート・プホルス、アンソニー・レンドンのようなビッグネームに大枚を叩くチーム作りが奏功していないこと、勝利を望む大谷の希望に添えるチームを作れていないことなどが説明されている。

 球団売却の話が出て以降、来季限りでFAになる大谷の去就への注目度は高まる一方。今回の記事には大谷のコメントは記載されていない。ただ、チームメイトのマイク・トラウト外野手は取材に応えており、「(大谷の今後は)宙に浮いている。何が起こるかわからない。次のオーナー次第で状況は変わり得るから」と述べている。今後についての話は大谷とはまだしていないが、トラウトも僚友の残留を望んでおり、「チームの売却が決まったら話をする」と確約しているという。

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