日本ハム・根本 あと1死で勝利投手逃すも自己最多の7奪三振で5回2失点

[ 2022年9月1日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4-2西武 ( 2022年8月31日    ベルーナD )

<西・日>スイングをアピールする根本(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハム・根本が5回2失点、自責点0で試合をつくった。1軍では15日ぶりの先発で、自己最多となる7三振を奪った。

 「ストライク先行を意識して、腕を振って投げられた。結果的に三振になっている感じだった」。2回は3アウト全てが三振。4回は先頭打者を一塁・清宮の失策で出しながらも、山川を三振させるなどして踏ん張った。

 惜しまれるのは2―0で迎えた5回、2死から与えた外崎への四球。続く源田の遊ゴロを石井が失策し、続く森にカーブを右翼線へ引っ張られ2点二塁打とされた。「四球絡みで失点をしてしまった。あそこで粘れるかどうかが大事」。8月は7日オリックス戦で6回2/3を1失点、16日楽天戦で7回1/3を2失点、そしてこの日と内容の濃い登板を続けた。あと1死で勝利投手の権利を逃した経験も、今後の糧になる。

 26日に苫小牧中央の最速151キロ右腕・斉藤優汰(3年)がプロ志望届を提出。根本にとっては2学年後輩で「(プロになれば)高校2人目。一緒の舞台でやりたい」と話していた。エール代わりの投球を残り試合でも見せていくつもりだ。

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2022年9月1日のニュース