メッツのデグロムがナ・リーグ優勝決定シリーズ前哨戦!?で快投 7回3安打1失点でドジャースに勝利

[ 2022年9月1日 12:57 ]

メッツ・デグロム(AP)
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 メッツのジェイコブ・デグロム(34)が31日(日本時間1日)、シティフィールドでのドジャーズ戦で今季6度目の先発登板。7回3安打1四球9奪三振、1失点の好投で2-1の勝利を導き、今季4勝目を挙げた。

 右肩の炎症で今季初登板が8月2日になったデグロムだが、過去5試合の登板で、圧倒的なピッチングを披露。直球の平均球速99・3マイルはメジャーの先発投手では最速で、スライダーの平均93マイルも先発投手の変化球では一番速い。実に29回1/3で46三振を奪っている。とはいえ、この日の相手はメジャー最強の打線を擁するドジャース。直球にはより力を加え、最速101・5マイル、平均99・5マイル。さらに空振り率の高いスライダーを41球と直球(38球)より多く投げた。

 フリーマン、マンシー、ラックスといった手ごわい左打者には、チェンジアップを9球、カーブを5球挟んでいる。結果、左打者は抑えたが、右打者には冷やりとさせられた。初回、2番、トレー・ターナーに四球を与えた後、12打者連続凡退。5回に6番、ジャスティン・ターナーに左前打で初安打を許した。

 6回は1番・ベッツに2球目の甘いスライダーを左越え本塁打され、7回は6番、ジャスティン・ターナーに99・6マイルの直球を強打された。中越え本塁打かと思われた打球は、中堅手のニモがフェンス際でジャンプしてキャッチ。メッツは2番・マルテが、3回にド軍先発・アンダーソンのチェンジアップをとらえ、センター右への2点本塁打で先制。その得点をデグロム、オッタビノ、ディアスの継投で守り切った。2時間19分の投手戦だった。

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2022年9月1日のニュース