Wソックスのラルーサ監督が無期限で離脱 心臓疾患か? 復帰は微妙

[ 2022年9月1日 07:50 ]

戦列を離れたホワイトソックスのラルーサ監督(AP)
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 メジャーで歴代2位の2884勝を挙げ、最優秀監督に過去4回選出されているホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(77)が8月31日、無期限で戦列を離れることになった。

 USAトゥデー紙によれば、10月4日で78歳になる同監督は30日にシカゴ(イリノイ州)で心臓の専門医の診察を受けており、医師の勧めに従って同日のロイヤルス戦を休養。ア・リーグ中地区3位のホワイトソックスは7―9で敗れて5連敗を喫し、今季の成績は63勝66敗となっていた。

 同地区首位のガーディアンズ(68勝59敗)とは6ゲーム差でまだプレーオフ進出への可能性を残しているが、ラルーサ監督は31日にフェニックス(アリゾナ州)で再び心臓専門医の診察と精密検査を受ける予定。今季が3年契約の2年目だが、来季を含めて今後の監督生活続行は微妙な情勢となっている。

 ラルーサ監督は34歳だった1979年にホワイトソックスの指揮官となり1989年のワールドシリーズで優勝。カージナルス時代の2006年と11年にもリーグ制覇を達成し、21年に古巣ホワイトソックスに復帰していた。

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2022年9月1日のニュース