阪神・ロハス、甲子園初V打! 対戦成績1打数1三振の広島・森浦に雪辱「ランナーを還したいと必死」

[ 2022年9月1日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―5広島 ( 2022年8月31日    甲子園 )

<神・広>リリーフカーに乗って場内を一周するロハス(撮影・坂田 高浩)
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 虎の陽気な助っ人は笑顔が絶えない。安打はなくても、勝利の立役者の一人。5―5の7回1死満塁で放った右犠飛が甲子園での自身初決勝打となったロハス・ジュニアは、大山と上がった本拠地のお立ち台からの景色を満足そうに眺めた。

 「状態はすごく良かったので、積極的にと思ってました。森浦選手の前の対戦(5月11日)で三振して、1度(登録)抹消されたことがあったので、そのリベンジと思って、今日はなんとかランナーを還したいと必死で」

 対戦成績1打数1三振だった相手左腕に黒星を付け、見事にリベンジした。発奮材料もあった。父で、投手としてエクスポズ(現ナショナルズ)などでプレーしたメル・ロハス氏が、約2週間前に来日。前日30日の試合は甲子園で生観戦した。「今日帰ったんですけど…。来ている期間にホームランを1本も打てなかったので、そういう意味では、あまり運がなかったのかな」と笑ったが、1日遅れの殊勲打は恩返しの一打ともなった。 

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2022年9月1日のニュース