川上憲伸氏 岩瀬氏の息子を絶賛「すごく目立った」 大学からプロ入り「あるかもしれない」

[ 2022年9月1日 19:53 ]

川上憲伸氏
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 元中日エースで、メジャーリーグでも活躍した川上憲伸氏(47)が1日、自身のYouTube「川上憲伸 カットボールチャンネル」を更新し、中日で名リリーバーとして鳴らした岩瀬仁紀氏(47=野球評論家)の息子の愛工大名電の右腕、岩瀬法樹(のりき)投手(3年)を絶賛した。

 今年の第104回全国高校野球選手権に出場した愛工大名電の2番手投手として41年ぶりの8強に貢献した岩瀬法樹。左腕だった父に対し、本人は右腕で、初戦の星稜戦では12点をリードした9回から登板して自己最速144キロをマークするなど速球を軸に気迫の投球。1回無失点で抑えて試合を締めた。2回戦の光星学院戦では1―5の7回1死一、二塁のピンチに救援し見事な火消しで流れを変えてサヨナラ勝ちへと導く好投を見せた。

 川上氏は法樹の投球について「素晴らしい投球。いい活躍してましたよ甲子園で。アウトローにピシッと144キロのストレートを投げ込んで。実際ね、今年の甲子園見ても、右ピッチャーでアウトコースのベース盤ギリギリにズドンと投げてくるピッチャーって、そんなにいなかった。その中ですごく目立った」と絶賛した。

 また大学進学を希望している法樹に「僕ね、本当にね、大学からひょっとしたらあるかもしれない」とプロ入りの可能性もあるとした。「ストレートとスライダー。若干岩瀬さんのストレートはひねくれまくってますけど、(息子の)岩瀬くんのストレートはスパっときている。また一味違います」と仁紀氏との違いを語った。

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