【世界陸上】リレー侍が03年大会以来19年ぶり決勝進出 男子1600メートル予選、米国に次ぐ全体2位

[ 2022年7月25日 03:30 ]

陸上・世界選手権第9日 ( 2022年7月23日    米オレゴン州ユージン )

男子1600メートルリレー予選、決勝進出を決めた(左から)佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュ・ジュリアン、中島佑気ジョセフら日本チーム
Photo By 代表撮影

 23日の男子1600メートルリレー予選で日本(佐藤、川端、ウォルシュ、中島)は3分1秒53で1組2着に入り、03年大会以来、19年ぶりの決勝進出を果たした。他のチームがベストメンバーといえない中、米国に次ぐ全体2位で予選を通過。ジャマイカとの2着争いを制したアンカーの中島は「負けるわけがないという気持ちで走れて楽しかった」と充実の口調だった。

 今大会は個人種目に1~3走の3選手が出場。男子400メートルのフルエントリーも21年ぶりと、個々の力を着実につけてきた。初出場だった1走の佐藤は「チーム全体に流れをつくることが僕の仕事」と自負。積極的な走りで勢いづかせた。

 24日(日本時間25日)の決勝ではこの種目で日本初の表彰台を懸けて戦う。簡単ではなさそうだが、3走の大黒柱、ウォルシュは「メダルを目標にして頑張る。この世代からレベルが変わっていくと思うので、見届けてください」と力強く宣言した。

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2022年7月25日のニュース