【逸ノ城と一問一答】照ノ富士とV争い「一緒に来た仲間として本当に良かった」優勝一夜明け会見

[ 2022年7月25日 12:31 ]

優勝一夜明け会見を行った逸ノ城(日本相撲協会提供)
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 大相撲名古屋場所で初優勝を果たした幕内・逸ノ城(29=湊部屋)が25日、一夜明け会見を行った。

―一夜明けてどんな気持ち。
 「ゆっくり寝られてホッとしています」

――モンゴルの家族に連絡したか。
 「はい。喜んでました。“よく頑張ったね”と言われました」

――今場所の相撲内容はどこが良かった。
 「立ち合いの踏み込みとか、立ち合いからまわし取れたことが良かったと思います」

――優勝はいつから意識した。
 「6連勝した時、もしかしたらいけるんじゃないかと意識しました」

――7日目から連敗したが。
 「考えすぎて意識しちゃったところあるので、これはダメだと思って気持ちを切り替えて相撲に集中しました」

――場所の途中で気持ちの変化は。
 「終盤の方が考え過ぎないでいけました」

――千秋楽の宇良戦はどのような気持ちで臨んだ。
 「何してくるか分からない、動いてきたりする。考えすぎて相手の相撲になって敗れたこともあるので、今回は考えずに自分の相撲を取りきろうと思って、その通りできてよかったです」

――結びの一番をテレビで見守っている時の心境は。
 「もう一番あると思って、もう一番やれるように待っていました」

――決定戦をやりたかったか。
 「正直やりたいとは思わなかったですね。あったら自分の力を出し切るつもりでいたんですけど。大関(貴景勝)に期待してて、大関が勝ってくれてホッとしました」

――鳥取城北高の同級生だった照ノ富士と最後まで優勝争い。特別な思いは。

 「照ノ富士関と優勝争いしたのは初めてなので、一緒に来た仲間として今回は本当に良かったと思っています」

――新入幕から8年。
 「優勝争い何回かしたことはあるので、長かったなと思います」

――初優勝への意識は。
 「大関横綱関係なく平幕からも優勝できているので、自分もいつか絶対優勝できるって信じて頑張ってきました」

――ケガに苦しんだが、支えになったのは。
 「親方、おかみさん、部屋のみんな、後援会のみなさん、周りにいる方々のおかげだと思っています」

――優勝後、鶴竜親方(元横綱)と間垣親方(元横綱・白鵬)から声をかけられていた。2人はどんな存在か。
 「子供の頃からテレビで見て憧れて日本に来たので、本当に尊敬する存在です」

――次の目標は。
 「優勝したことをきっかけにしてしっかり上を目指せるように頑張っていきたい。三役、大関を目指していきたいですね」

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2022年7月25日のニュース