【世界陸上】1600mリレー日本男子 日本新で4位!世界大会18年ぶり入賞も4選手「悔しい」

[ 2022年7月25日 11:38 ]

陸上・世界選手権最終日 ( 2022年7月24日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

男子1600メートルリレー4位の日本チーム(左から川端魁人、ウォルシュ・ジュリアン、中島佑気ジョセフ、佐藤風雅)
Photo By AP

 1600メートルリレー男子決勝で、佐藤風雅(26=那須環境)川端魁人(23=中京大ク)ウォルシュ・ジュリアン(25=富士通)中島佑気ジョセフ(20=東洋大)の4人が日本新記録の2分59秒51で4位に入り、世界大会18年ぶりの入賞を果たした。

 今大会400メートルで準決勝に進出した1走の佐藤が好スタートを切って2走の川端につなげ、3走でエースのウォルシュが力走し、アンカーの中島が粘りの走りを見せ、昨夏の東京五輪で出した日本記録タイの3分0秒76の更新する2分59秒51で4位でゴール。2004年アテネ五輪(4位)以来18年ぶりの世界大会入賞を勝ち取った。

 日本新記録を出したが、1走の佐藤は「昨日のレースのように自分が展開をつくっていきたかったんですが、流れをつくることができなかった。1走の務めを果たせなかった」、2走の川端も「うまく位置取りができず悔しい。3走にうまくつなげなかった」、3走のウォルシュは「本当に正直、ただただ悔しい。このメンバーで銅メダルを本当に狙っていた。それが達成できずに悔しいですが、メダルはすぐそこだと感じた」、アンカーの中島は「本当に悔しいですね。最高のチーム。だからこそメダルが獲れると信じていた。メダルしかないという気持ちで挑んだので…あと少しで3位、本当に悔しい」と話した。

 前日23日(日本時間24日)の予選で、全体でも2番目の記録をマーク。世界選手権では03年パリ大会(7位)以来19年ぶりとなる決勝に駒を進め、決勝でも平均年齢23・5歳の“ヤング・ジャパン”が力走した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月25日のニュース