ラグビー日本女子・斉藤 先制&逆転の2トライで勝利貢献

[ 2022年7月25日 05:11 ]

<日本・南アフリカ>試合に勝利してスタンドに笑顔で手を振るサクラフィフティーン(日本ラグビー協会提供)
Photo By 提供写真

 ラグビーの15人制女子日本代表(世界ランキング12位)は24日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで南アフリカ代表(同13位)を15―6で下した。国内での代表戦は5年ぶり。10月開幕のW杯ニュージーランド大会に向け、今夏4戦行う強化試合の初戦を勝利。フランカー斉藤聖奈(30=三重パールズ)が2トライし、守っては相手をノートライに抑えた。第2戦は30日に埼玉・熊谷ラグビー場で行われる。

 斉藤がチームに勢いを与えた。前半9分に先制トライを奪い5―6の後半24分には逆転トライ。ともに敵陣ゴール手前での攻防を制し、「フィジカルに自信を持ってどんどん前に出た」と力強く押し込んだ。前半をビハインドで折り返したが、粘り強い守りで相手をノートライ。体格差のある南アに屈することなく「ずっとディフェンスでボールを取り返す練習はしてきたので練習通りだった」と手応えを口にした。

続きを表示

2022年7月25日のニュース