隆の勝敗れて2敗消えた…照ノ富士、佐田の海と3敗3人が優勝争い 正代は来場所4度目のカド番

[ 2022年5月20日 18:00 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2022年5月20日    両国国技館 )

<大相撲夏場所13日目>若隆景(左)に引き落としで敗れる隆の勝(撮影・久冨木 修)
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 大相撲夏場所は20日、13日目の取組が東京・両国国技館で行われ、横綱・照ノ富士は大関・貴景勝を下して10勝目を挙げ、3敗をキープ。2敗で単独トップに立っていた平幕・隆の勝は3敗目を喫し、優勝争いは照ノ富士と隆の勝、佐田の海の3人がトップに並んだ。

 隆の勝は春場所優勝の関脇・若隆景に引き落としで敗れて痛い3敗目。4日目からの連勝は9でストップした。若隆景は7勝目。

 平幕・宇良は関脇・阿炎に一方的に押し出されて4敗目を喫し、優勝争いから一歩後退。阿炎は7勝目を挙げた。佐田の海は土俵際で粘る小結・豊昇龍を寄り倒しで下して3敗を堅持し、新入幕で10勝した14年夏場所以来8年ぶりとなる2桁白星に到達した。

 4敗同士の対決は、霧馬山が栃ノ心を寄り切りで下し、小結・大栄翔は引き落としで一山本に勝って、それぞれ9勝目を挙げた。碧山は力強い押し出しで志摩ノ海を破って4敗をキープした。

 7敗同士の大関対決は、御嶽海が正代に勝って6勝目。正代は13日目で負け越しが決まり、7月の名古屋場所は4度目のカド番となることが決まった。

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