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神谷が羽出山破って三段目V 中学時代に空手で日本一 異色の19歳

[ 2022年5月20日 14:26 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2022年5月20日    東京・両国国技館 )

<夏場所13日目>羽出山(手前)を突き落としで破る神谷(撮影・郡司 修)
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 三段目の全勝対決は神谷(19=陸奥部屋)が羽出山(22=玉ノ井部屋)を下して三段目優勝を決めた。羽出山が立ち合い左で張って浅いもろ差しで寄っていくところを神谷が土俵際で左へ回り込みながら逆転の突き落としを決めた。

 「うれしいです。とりあえず幕下上がれればいいなと考えてはいたけど」。まだ実感が湧いてこないのか、優勝を決めた神谷は淡々としていた。相手は先場所三段目付け出しでデビューした東洋大出身の羽出山。中卒たたき上げの19歳は「相手が学生出身とか考えずに」いつも通り臨んだ。「10代最後の場所で気合入ってたので勝ててよかったです」と振り返った。

 入門前は空手で活躍してきた異色の経歴の持ち主だ。中学3年時には日本一に輝いたこともある。地元の宮崎県で行われた陸奥部屋の合宿に参加したことをきっかけに相撲への挑戦を決意。「空手で日本一取れたから心残りなく」と未知の世界に飛び込んだ。「相手をよく見るところとか突きの威力とか、空手で培ってきたものを生かせてはいるかなと思ってます」。入門から5年、相撲道に突き進んできた。

 来場所は初めて幕下に番付を上げる。目標とするのは部屋の兄弟子・霧馬山。「下半身が強くて残せる力士になりたい」。まずは「幕下で対応できるように頑張りたい」と力を込めた。

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