渋野 出遅れ67位「欲に負けました。10点くらい」今季国内初参戦も首位と8打差

[ 2022年5月20日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ブリヂストン・レディース第1日 ( 2022年5月19日    千葉県 袖ケ浦CC袖ケ浦C=6713ヤード、パー72 )

稲見(右)と歩きながら軽食を取る渋野(撮影・沢田 明徳)
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 今季国内ツアー初参戦の渋野日向子(23=サントリー)は2バーディー、4ボギーの74で、首位とは8打差の2オーバー、67位と大きく出遅れた。66で回った林菜乃子(25=ユピテル)が6アンダーで首位に立った。

 午前7時30分過ぎ。平日の早朝にもかかわらず、渋野のスタート時には大勢のギャラリーから「おかえり」を意味する大きな拍手が湧き起こった。それだけに期待に応えられなかった自分に下した評価は厳しかった。

 「欲に負けました。ゴルフの内容も最低でした。10点くらいでいいかな」

 出だし10番で第2打をピン左1メートルにつける快打を披露したが、このバーディーパットがカップに蹴られるとショットのブレもあって我慢のゴルフが続いた。第2打をグリーン奥に外した15番でボギーが先行。グリーンを外した2、3番で連続ボギー。ボギーのリスクを避けるため心に決めていた、あえてピンを狙わないコースマネジメントを実践できず、下位に沈んだ。

 2日目終了時点で60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進む。「この位置だと攻めていくしかないとは思うんですけど、どんな結果になろうと自分の徹底したマネジメントを最後までできるようには頑張りたいです」。全英女子オープンを制した19年当時のイケイケゴルフとは決別。2日目以降も攻めたい「欲」を振り払いながらストイックなゴルフを続ける。

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2022年5月20日のニュース