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今季日本ツアー初参戦の渋野 1打届かず予選落ち「どうにもできなかった一日でした」

[ 2022年5月20日 21:29 ]

<ブリヂストンレディース2日目>ホールアウト後、練習場で打ち込む渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
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 女子ゴルフのブリヂストン・レディース(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は20日、千葉県千葉市の袖ケ浦CC袖ケ浦C(6713ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 首位に8打差の67位からスタートした今季日本ツアー初出場の渋野日向子(23=サントリー)は2バーディー、3ボギーの73とスコアを落とし、通算3オーバーの69位で決勝進出には1打届かなかった。渋野の日本ツアーでの予選落ちは昨年11月の伊藤園レディース以来。

 笑顔がトレードマークの渋野が険しい表情のまま、伏し目がちにフェアウエーを歩いていた。それほど苦しい一日だった。
 「ちょっとどうにもできなかった一日でした。なかなか、前を向けなくて(ギャラリーの)皆さんの顔を見ながら歩くこともできなくて、ホント、しんどかったです」

 1番で右ラフからの第2打をグリーン奥にこぼしてボギー発進。課題としていたコースマネジメントで出だしからつまずき「何回同じことをやるんだろう」と怒りがこみ上げ、気持ちを切り替えることができなかった。

 狙いより右へ出るドライバーショットのブレも修正できないままホールを消化。15番パー4(380ヤード)ではグリーン奥からの第3打が再びグリーンをこぼれるミスを犯した後、続く第4打をカップに放り込んで見せたが「あれは怒りのチップイン」と表情は険しいまま。「ワーッ」と沸いたギャラリーの声に笑顔で応えることはなかった。

 「やってきたことを全く発揮することができませんでした」と失意の中で終わった渋野の今季日本ツアー初戦。前日の大会初日「10点」と低評価だった自己採点はさらにこの日「マイナス」にまで落ち込んだ。

 「毎回、毎回、課題が見つかって、それを試合でクリアできるようしっかり練習してるつもりなんですけど、試合をする度にまた課題が増えていってるって状況です。なかなか、この感じではいい状態でUSオープンに臨めるかは分からないですけど、やることをしっかりやって準備しきったと言えるくらい準備ができればいいなと思います」

 100ヤード以内の精度、マネジメント能力の向上、緊張感の中でのスイングの再現性など、渋野がこの2日間の日本ツアーで見つけた課題は決して少なくはないが、週明けには再渡米し、今季海外メジャー第2戦、全米女子オープン(6月2~5日)に備えなければならない。記者会見場を去る時「出直し」という言葉を2度口にした渋野。今季米ツアーでの7戦でトップ10入り3度を果たすなど一応の結果を残しているが、渋野が目指すその頂はまだ、はるか遠くにあるようだ。

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