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【玉ノ井親方 視点】相手をよく見て考えた御嶽海 照ノ富士は足が万全だったら…

[ 2022年1月23日 21:10 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2022年1月23日    両国国技館 )

<初場所千秋楽>照ノ富士(右)を攻める御嶽海(撮影・郡司 修)
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 勝負事に“たられば”は禁物だが、照ノ富士の足が万全であれば、千秋楽の一番の展開は違っていたかもしれない。御嶽海戦の立ち合いは、思うように踏み込めず、どこかぎこちない相撲だった。ただ、力がいまひとつ入らない状態でも、最後までしっかり取り切ったのはさすがだった。

 対する御嶽海は相手の状態をよく見て、考えて取った。右を差して左でおっつけながら前へ。横綱の足がついてこないのを見透かし左に回り込んでもろ差し十分の形になると、そのまま寄り切った。

 これで念願の大関昇進は確実になった。ただ、今後はその責任も格段に重くなる。毎場所のように優勝争いを期待され、下から追われる立場になる。心も体もさらに鍛え上げていかないと、今までと同じ心掛けでは地位は守りきれない。何より、もう一段上を目指すには、もっと立ち合いのスピードと圧力をかけられる相撲を取っていくことが大事だ。それができる伸びしろはまだあると思っている。(元大関・栃東)

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