×

AFC第1シードのタイタンズが敗退 ヘンリー復帰も苦杯 ベンガルズは記録づくめの決勝進出

[ 2022年1月23日 10:35 ]

決勝のFGを決めたベンガルズの新人マクフィアソン(AP)
Photo By AP

 NFLのプレーオフでAFC第1シードとして1回戦を免除されていたタイタンズ(南地区1位)が22日、気温1度となった地元ナッシュビル(テネシー州)のニッサン・スタジアムで第4シードのベンガルズ(北地区1位)を迎え撃ったが、16―19(前半6―9)で敗れて初戦で姿を消した。

 昨年10月31日のコルツ戦で右脚を痛めて欠場していたリーグ屈指のRBデリック・ヘンリー(28)は10試合ぶりに復帰したものの、20回のキャリーで62ヤードどまり。敵陣35ヤード地点で迎えた第4Qの7分46秒では「第4ダウン残り1ヤード」でハンドオフを受けながら2ヤードをロス。ファーストダウンを奪えず、勝ち越しのチャンスを逃した。

 代わってRBディオンテ・フォアマン(25)が4回のキャリーながらヘンリーを上回る65ヤードを走破して好機を築いたが、QBライアン・タネヒル(33)はインターセプトを3回喫するなど苦闘。同点だった第4Q最後のドライブではWRニック・ウエストブルックイキーネ(24)をターゲットにしたパスを、ベンガルズのCBイーライ・アップル(26)にはじかれ、これをLBローガン・ウィルソン(24)にキャッチされて残り20秒で攻撃権がベンガルズに移った。

 ベンガルズはここからQBジョー・バーロウ(25)がうまくつないで最後は新人キッカーのエバン・マクフィアソン(22)が52ヤードのFGを成功させて試合終了。ニッサン・スタジアムに詰めかけた6万9000人のタイタンズのファンは静まり返った。

 今季50ヤード以上のFGを9回成功させていたマクフィアソンは38、45、54、52ヤードのFGをすべて成功。ドラフト5巡目(全体149番目)の指名選手ながら、大事な試合で大きな役割を果たした。

 ベンガルズは1回戦でレイダースを26―19で退けて31シーズンぶりにプレーオフでの勝利を挙げていたが、ロードで勝ったのは通算8戦目でこれが初めて。AFC決勝に駒を進めるのはQBブーマー・アサイアソン(当時27歳)を擁してスーパーボウルに出場した1988年シーズン以来、実に33シーズンぶりとなった。

 ルイジアナ州立大時代に年間最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞し、2020年のドラフト全体トップで指名されたバーロウはこの日、TDパスこそなかったものの、プレーオフ最多記録に並ぶ9回のサックを浴びながら37回中28回のパスを成功させて348ヤードを獲得。残り20秒で攻撃権を得ると、自陣47ヤード地点からWRジャマー・チェイス(21)に19ヤードのパスを通し、これがマクフィアソンの決勝FGにつながった。

 NFLのプレーオフで勝利チームのQBが浴びた最多サック数は、2003年シーズンのNFC準決勝でイーグルスのドノバン・マクナブ(対パッカーズ=20―17)が喫した8回。バーロウはその珍しい記録を18シーズンぶりに更新した。

 なおベンガルズは23日に行われるチーフス(第2シード)対ビルズ(第3シード)の勝者と30日に行われるAFC決勝で顔を合わせる。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2022年1月23日のニュース