北島杯 池江が50メートル自由形で優勝 予選はバタフライで泳ぎ2位通過

[ 2022年1月23日 17:10 ]

競泳北島康介杯最終日 ( 2022年1月23日    東京辰巳国際水泳場 )

<北島杯 女子50M自由形決勝>レースを制して笑顔を見せる池江(撮影・白鳥 佳樹)
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 女子50メートル自由形は池江璃花子(21=ルネサンス)が優勝した。予選はバタフライで泳ぎ、25秒91で2位通過。決勝はクロールで泳ぎ、25秒20。前日の100メートル自由形との2冠を達成した。

 自由形は泳ぎ方に制限はなく、他の泳法でも違反とはならない。池江の年齢区分に自由形以外の50メートル種目は設けられていなかったため「今年のメーンは50メートルバタフライ。バタフライを泳いでおきたい」と異例のバタフライを選択。決勝は「バタフライをやってもよかったが、優勝したかった」とクロールにした。

 この日は100メートルバタフライにもエントリーしていたが「体のダメージが大きかった」と棄権。今大会は50、100、200メートルの自由形3種目に出場。「2種目で優勝できてよかった。トップレベルの選手が集まる中、収穫あるレースができた」と手応えを口にした。

 オミクロン株の感染拡大で、5月の世界選手権福岡大会は延期される可能性が高いが、9月にはアジア大会(中国・杭州)が予定されている。個人種目での国際舞台に返り咲きを目標に掲げており「今年は100メートルより、50メートルで戦う方が世界に近いと思う」と語った。

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