高梨沙羅 「純粋に楽しみな気持ち」北京五輪では「成長した姿をお見せできるように頑張りたい」

[ 2022年1月9日 16:18 ]

ジャンプ女子・高梨沙羅
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 スキージャンプ女子のエースで、北京五輪代表に内定した高梨沙羅(25=クラレ)が9日、日本テレビ「FISジャンプワールドカップ札幌大会 特別編」(後2・55)に滞在先のスロベニアからリモートで生出演した。

 北京五輪へ向けての思いを聞かれ、「もう30日を切ってしまったので、自分のやるべきことをやっていくしかないかなと思っています」と意気込み。「アプローチからテイクオフに関してはほぼほぼ完成しているので、後は課題でもある、空中と後半のほうをやっていきたいかなと思います」と語った。

 4年前の平昌五輪は銅メダルに終わった。「前回のオリンピックは結果を求めてやってきた部分はかなり大きかったんですけど、今はその割合がちょっと変わってきていて、純粋に楽しみな気持ちではいます」と心境の変化を吐露。4年間かけてすべてを作り直してきた。「(この4年間で)技術的なところも最初から着地のところまで全部変えてきてはいるんですけど、一番は精神的な部分が大きく変わったかなと思う。平昌を終えてからのこの4年間は何が自分に合っているのか、考えながらやってきた。4年間かけてここまで来たって感じですね」とした。

 あらためて「今は自分のできる限りのことをつなげて、オリンピック本番では自分のジャンプを楽しめるように、また成長した姿をお見せできるように頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

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2022年1月9日のニュース