今大会MVPは東海大大阪仰星の薄田周希主将 大畑大介氏が選ぶベスト15

[ 2022年1月9日 05:30 ]

第101回全国高校ラグビー大会 ( 2022年1月8日    花園ラグビー場 )

大畑大介氏が今大会ベスト15を選出

 テストマッチ通算69トライの世界記録を持ち、ラグビー世界殿堂入りも果たした大畑大介氏(46)が今大会のベスト15を選出した。MVPは東海大大阪仰星の薄田周希主将(3年)。攻守で体を張るプレーとリーダーシップを称えた。

 誰もが緊張する決勝の舞台で前半6分に先制トライを奪ったのが薄田選手だ。飛び級で20歳以下日本代表候補に選出されたように、激しいコンタクトが持ち味。早い時間帯のトライでチームはスムーズに流れに乗った。

 今年の仰星は自分たちで考え、行動に移すスタイル。攻守で体を張る主将のリーダーシップも光った。

 選んだ15人以外でも逸材は多い。国学院栃木は県勢の歴史と高校ラグビー界の勢力図を塗り替えた価値ある戦いが目をひいた。SO伊藤龍、FB青柳の2年生は攻守でセンスにあふれていた。

 長崎北陽台の大町、東福岡の楢本、東海大大阪仰星の吉本ら今大会はSOの当たり年だった。倉敷のNo・8ティポアイルーテルも楽しみな存在だ。

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