横浜・田村、百発百中!キック7本全て成功 日本の司令塔、古巣で公式戦100試合達成

[ 2022年1月9日 05:30 ]

リーグワン第1節第1日   横浜 33-12 東葛 ( 2022年1月8日    柏の葉 )

<東葛・横浜>公式戦通算100試合出場となった横浜・田村優主将(右)をねぎらう沢木敬介監督
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 日本に田村あり。ほほ笑みの貴公子に負けじと3ゴール4PGを全て成功させて横浜をリーグ初勝利に導いた主将は、これがトップリーグ(TL)から数えて公式戦通算100試合目。節目であることは「今朝知った」というが、試合後には古巣の東葛を含む新旧のチームメートに囲まれて満面の笑み。「初戦でうまくいかない試合になると思った」と全体の内容は反省も、「のみ込まれずに勝てて良かった」と話した。

 序盤は一進一退の攻防が続いたが、前半15分までに2PGで加点して主導権を握った。中盤以降は田村が司令塔としても好タクトを振り、FWはスクラムで押し勝った。開幕節に出る8チーム中、バックス7人全員が日本人は横浜だけ。沢木敬介監督は「いい選手を出すのがポリシー」としつつも、「世界に発信するリーグになるという明確な目標があるので、まず日本人のレベルを上げるのが大事」と強いメッセージを発した。

 母校・国学院栃木の快進撃に「力をもらった」という田村。さらにプレーを研ぎ澄まし、誇れる先輩になる。

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