菊地絵理香 自身初の4日間競技完全優勝! 古江彩佳は逆転東京五輪出場ならず

[ 2021年6月27日 13:45 ]

菊地絵理香
Photo By スポニチ

 日本女子プロゴルフツアー史上最高賞金額を争うアース・モンダミンカップ(賞金総額3億円、優勝賞金5400万円)は27日、千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズCC(6639ヤード、パー72)で最終の第4ラウンドを行った。

 初日から首位を走る菊地絵理香(32=フリー)が4バーディー、ノーボギーの68をマークし、通算20アンダーで自身初の4日間競技完全優勝。2017年Tポイント・レディース以来、4年ぶりとなるツアー4勝目を挙げた。

 “新世紀世代”西郷真央(19=大東建託)が通算18アンダーの2位。“ミレニアム世代”西村優菜(20=スターツ)が通算11アンダーの3位に入った。

 首位に9打差の8位からスタートした東京五輪代表争い3番手の古江彩佳(21=富士通)は2バーディー、1ボギーの71と思うようにスコアを伸ばせず、通算8アンダーの11位。優勝が絶対条件だった逆転東京五輪出場はならなかった。

 これで東京五輪切符最後の1枚を争う戦いは、今大会予選落ちだった稲見萌寧(21=都築電気)と全米女子プロ選手権3日目を終わって通算6オーバー、68位と苦戦を強いられている渋野日向子(22=サントリー)の2人に絞られた。渋野は全米女子プロ選手権で単独5位以上の成績を残さなければならず、稲見優位の状況は変わっていない。
 
 <最新世界ランキング>
 ▼11位・畑岡奈紗5・26▼25位・稲見萌寧3・48▼28位・古江彩佳3・23▼31位・渋野日向子3・07

続きを表示

2021年6月27日のニュース