短距離新星デーデー、高2でサッカーから陸上へ サッカー恩師「辞めて正解だった」

[ 2021年6月27日 19:00 ]

陸上・日本選手権最終日 ( 2021年6月27日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>男子200メートル決勝、2位に入ったデーデー・ブルーノ(右)は優勝した小池祐貴と握手を交わす(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 男子短距離界の新星、デーデー・ブルーノ(東海大)が25日の100メートル2位に続き、200メートルでも2位に入った。

 デーデーは長野・創造学園高(現松本国際高)2年で陸上を本格的にスタート。それまではサッカー部で左MFだった。同校サッカー部の勝沢勝監督は「スピードはあったけどコントロールがまだまだで、メンバー入りはできなかった」と振り返る。

 勝沢監督はサッカーから離れる決断をしたデーデーにラグビーを勧めたというが、陸上部から声がかかって主戦場をトラックに。高校3年時には全国高校総体の100メートルで5位に入った。同監督は「(サッカーを)辞めたことが正解だったよな。次の競技で良く頑張ったよ。努力し続けたんだな」とかつての教え子を称えていた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月27日のニュース