寺田 女子100障害11年ぶり&ママ初V!参加標準届かずも五輪へ前進

[ 2021年6月27日 05:30 ]

陸上 日本選手権兼東京五輪代表選考会第3日 ( 2021年6月26日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

女子100メートル障害決勝で11年ぶりの優勝を飾るも、五輪出場内定はおあずけとなった寺田明日香(撮影・北條 貴史)
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 女子100メートル障害は寺田明日香(31=ジャパンクリエイト)が13秒09で11年ぶり4度目の優勝。参加標準記録には届かなかったが、代表入りに前進した。

 女子100メートル障害決勝で12秒84の参加標準記録突破を狙った寺田は0秒25届かなかった。今大会前まで6本連続で12秒台を走っていたが「全体的にリズムが遅かった」といつものような終盤での伸びを欠いた。「久しぶりに13秒かかったなと思った。いきたいという気持ちが先走って硬くなった」と悔しさをにじませた。

 一度は陸上を引退し、結婚と出産、7人制ラグビーへの転向を経て再びトラックに舞い戻って3季目のママさんハードラー。11年ぶり4度目の優勝には「やめたときはまた優勝できるとは思わなかった。優勝の景色を見られると思うと感慨深かった」と振り返った。五輪出場を祝うために前夜に家族が来阪。日本選手権での五輪切符はお預けとなったが、世界ランクでの五輪出場は有力で「多分大丈夫だと思う」と自信を見せた。

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2021年6月27日のニュース