キャディーがコロナ陽性 渋野はラウンド後号泣「不安だった。回り切れて良かった」全米女子プロ第3日

[ 2021年6月27日 04:47 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第3日 ( 2021年6月26日    ジョージア州 アトランタ・アスレチック・クラブ=6740ヤード、パー72 )

全米女子プロ選手権第3日をプレーする渋野(AP)
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 57位から出た渋野日向子(22=サントリー)は17番パー3で「10」を叩くなど76と崩れて、通算6オーバーで第3ラウンドを終えた。ホールアウト時点で暫定68位だった。

 キャディーが前日に行った新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたため、急きょハウスキャディーを起用した。アクシデントに見舞われながら18ホールを乗り切った渋野はラウンド後のインタビューで「凄い不安だった。回り切れて良かった」と号泣した。

 第1打を池に入れるなど「10」を叩いた前半の17番パー3については「悔しいホールが1個ある。本当に自分の力不足。まず距離を間違えるというところからだった。自分でもショックだった」と振り返った。

 後半は立て直し「その後、いいゴルフができたんじゃないのかなと思う。今は全部回れてほっとしている」と話した。

 ラウンド中は観客の声援を励みに頑張った。「みなさんの声援が力になった。つらい中、不安もあったけど、みなさんの声援のおかげで最後まで頑張れた」と涙ながらに語った。

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2021年6月27日のニュース