小池が200m選べば桐生が100m出場?麻場強化委員長「仮定の話をするのはまずい」

[ 2021年6月27日 20:40 ]

陸上・日本選手権最終日 ( 2021年6月27日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>男子200メートル決勝、初優勝を飾り、笑顔でトロフィーを掲げる小池祐貴(撮影・北條 貴史)
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 男子200メートルは小池祐貴(住友電工)が20秒46で制し、東京五輪の代表に決まった。

 100メートルは今大会を制した多田修平(住友電工)と3位の山県亮太(セイコー)が代表に。小池は4位だったが、5位の桐生祥秀(日本生命)、6位のサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)を上回ったことで、日本陸連の選考基準では100メートルでも代表入りが決定的となっている。

 ただ、日本陸連は400メートルリレーでの金メダル獲得を目指し、100&200メートルの個人2種目出場は認めない方針。日本陸連の麻場一徳強化委員長は「(種目を)絞るという方針はあるが、結果として絞らないといけない要項でない。(小池が)リレーを走らないという選択肢も可能性はある」とし、小池が200メートルを選んだ場合に桐生が100メートルの代表になるかについては「仮定の話を私がここでするのはまずい。全てを含めて当事者、コーチと打ち合わせをして、選手が得た権利なので納得する形にしたい」と話すにとどめた。

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