広中璃梨佳が5000M初制覇 新谷仁美越えの最年少長距離2種目五輪代表

[ 2021年6月27日 17:24 ]

陸上日本選手権 ( 2021年6月27日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>女子5000メートル決勝 五輪出場内定を決めた優勝の広中璃梨佳(右)と2位の新谷仁美(撮影・北條 貴史)
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 女子5000メートルで広中璃梨佳(21=日本郵政グループ)が15分5秒69で初優勝した。既に東京五輪参加標準記録を満たしているため、1万メートルに続いて2種目目の代表を決めた。21歳での5000メートルと1万メートルの代表は、12年ロンドン五輪の新谷仁美の24歳を抜く最年少長距離2種目代表になった。

 昨冬の日本選手権のこの種目で、田中希実に1秒36差で敗れ、五輪代表を逃した。悔しさを晴らし、「(昨年)12月の日本選手権から半年間、悔しい思いやいろんな思いがあった中で、たくさんの人に支えてもらった。自分らしいパフォーマンスに徹しようと思えたのが良かった。五輪でも自分らしい走りをして、たくさんの人の応援を借りながら、伸び伸びと力強い走りをしたい」と抱負を語った。

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2021年6月27日のニュース