スポクラ女子・野口 復活完全V!五輪へ弾み ボルダリングの不振打破

[ 2021年6月20日 05:30 ]

スポーツクライミング 複合ジャパンカップ最終日 ( 2021年6月19日    岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場 )

<複合ジャパンカップ男子決勝>笑顔で記念撮影に応じる22日生まれの楢崎智と5月30日生まれの野口(撮影・光山 貴大)
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 女子で東京五輪代表の野口啓代(32=TEAM au)が優勝で自信を取り戻した。24年パリ五輪で採用されるボルダリングとリードでの複合の決勝が行われ、2種目ともトップで3大会2度目の優勝。今年、ボルダリングで不振が続いていた32歳が、スピードも加えて3種目複合で争う東京五輪に向けて弾みをつけた。五輪代表の野中生萌(みほう、24=XFLAG)は2位、男子の楢崎智亜(24=TEAM au)は2大会ぶり3度目の優勝を飾った。

 夢舞台へのカウントダウンが進む中、野口が鮮やかに復活した。かつてW杯年間女王に輝いたこともあるボルダリングで、今年は1月のジャパンカップ、5月のW杯米国大会でともに準決勝敗退。この日は同じ五輪代表の野中を上回って1位になった。リードも1位で2種目複合で完全優勝。東京五輪に向けて最後の国内大会を制し、「このタイミングで優勝できて良かった。自信をつけたいと思っていたので、勝ててうれしい」と振り返った。複合の前にはスピードも行う東京五輪を見据え、トライアルでスピード壁を3本登った。23日開幕のW杯オーストリア大会に出場し、現役ラスト舞台となる五輪へ。「体力を上げてヨレない体にしていきたい」。32歳がラストスパートに入る。

 《楢崎智、貫禄V「自信に」》男子の東京五輪代表、楢崎智が貫禄を見せた。ボルダリングもリードも完璧な内容ではなかったが、ともにトップ。「どんな形であれ、優勝できたので自信になった」。23日開幕のW杯オーストリア大会では、五輪で最大のライバルとなるオンドラ(チェコ)と激突。「直接、戦えるのは楽しみ」と本番への前哨戦を見据えていた。

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