フェンシング新会長の武井壮氏 競技未経験、タレント…不安の声承知も「僕にしかできない広め方ある」

[ 2021年6月20日 10:31 ]

武井壮
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 日本フェンシング協会の新会長に就任することが発表された、タレントで元陸上競技十種競技の日本王者・武井壮氏(48)が20日までに自身のインスタグラムを更新。会長就任に向けた抱負をつづった。

 「公益社団法人日本フェンシング協会会長に就任致しました 前会長の太田雄貴選手より理事の就任オファーを受けてから悩んで悩んで数ヶ月かけて選手たちとも会談をして少しずつフェンシング界の今後に自分が貢献できる事はなにかを真剣に考え 太田会長にも、どんな事を期待してもらっているのか?を沢山話してもらい、決断しました」と決断に至るまでの経緯を記した。

 「経験がないこと タレントであること 皆さん不安に思われることもあるかと思います しかし、無名だった自分をメジャーにするために様々な力を手に入れて芸能界での活動を手に入れた僕のこの10年は、マイナーなものをメジャーにするためのノウハウが少なからず詰まっていて、僕にしかできないフェンシングの広め方があると思います」と芸能活動で得たことを競技普及に生かしたい考えだ。

 「新しくて、でもこれまでの伝統を大切に、そして何より選手の人生が今より確実に豊かになるためのビジョンをフェンシング界と共有していけたらと思います 皆さん これからのフェンシング界に注目してくださいね!!」とつづった。
 
 武井氏は19日、オンラインで行われた同協会の新体制発表会見にサプライズで登場。任期満了での退任が発表された08年北京、12年ロンドン五輪銀メダルの太田雄貴会長(35)の後任として、新会長となることが報告された。

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