陸上・米五輪選考会の女子100メートルでリチャードソンが1位 全3レースすべて10秒台

[ 2021年6月20日 14:08 ]

陸上の米五輪選考会の女子100メートルで1位となったリチャードソン(AP)
Photo By AP

 米国の陸上五輪最終選考は19日、オレゴン州ユージーンで2日目の競技を行い、女子100メートルでは今季10秒65の世界最高をマークしているシャカリ・リチャードソン(21=本来の発音に近い表記はシャキャーリ)が、決勝で10秒86を記録して1位。155センチと小柄なスプリンターだが、前日の1次予選は10秒84、この日の準決勝では追い風2・6メートルの参考記録になってしまったものの10秒64でクリアしており、全レースで10秒台を記録して東京五輪への切符を手にした。2位はジャビアン・オリバー(26)で10秒99だった。

 男子100メートルはこの日に1次予選を行ったが、20日の準決勝と決勝を前にして早くも6人が9秒台をマーク。U―20の世界記録(9秒97)保持者でもあるトレイボン・ブロメル(25)が追い風2・7メートルの参考記録ながら全体トップの9秒84で準決勝に進出し、全体6位のノア・ライルズ(23)も9秒95の好タイムだった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月20日のニュース