バド全英OP優勝者の喜びの声 日本勢初2冠の渡辺「自分にご褒美を。腕時計買いたい」

[ 2021年3月22日 05:41 ]

バドミントン全英オープン混合ダブルスで優勝した渡辺勇大、東野有紗組(AP)
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 バドミントン全英オープンの最終日は21日、バーミンガムで行われ、5種目中4種目で日本勢が優勝を果たした。日本代表の優勝選手がオンラインでの取材に応じ、大会を振り返った。日本代表は帰国後に2週間の自主隔離を行う予定で、4月14日から富山での代表活動を実施。今後の大会は不透明だが、5月11日開幕のインド・オープン(ニューデリー)に派遣予定となっている。以下は優勝選手全員のコメント。

■男子ダブルス遠藤大由、渡辺勇大組(日本ユニシス)※2年連続2回目
 遠藤「優勝は素直にうれしい気持ちでいっぱい。まだまだ直すことも見つかった。緊張した場面でやってきたことが出ない場面もあった。自信につながるが、東京五輪はこんな感じではダメだと思っている」
 渡辺「日本人同士の決勝という素晴らしい舞台で戦えたことが誇らしい。2人で話し合ってコートで修正できたり、実行できたポイントが多かった。成長を感じている」

■女子ダブルス永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)※初優勝
 永原「名誉ある大会で優勝できてうれしい。(フクヒロに)全日本総合では攻撃をさせられているイメージがあった。相手や空間を見ながら大きい展開を心がけた」
 松本「自分たちの攻めの形がよかった。レシーブも安定していた。そこはプラスに捉えていい。優勝できたのはこれからの経験になる」

■女子シングルス奥原希望(太陽ホールディングス)※5年ぶり2度目
 「歴史のある全英で優勝できて素直にうれしい。アジアの選手に対しての動きのスピードが自信につながった。大会に向けたコンディションがうまくいかなかった。そのピーキングを考えていかないと。良くなくても勝ち切れたのは自信につながる」

■混合ダブルス渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)※3年ぶり2度目、渡辺は日本勢史上初の2冠達成
 渡辺「(男子ダブルスと合わせ)10試合戦うのは初めての経験。勝ちきることが最大の目標で、達成できて凄くうれしい。賞金で自分にご褒美を。腕時計を買いたい。お値段と賞金を比べて決めます(笑い)」」
 東野「1試合1試合、作戦を立てて、どんな相手でも良いパフォーマンスができるようになった。まだ大会が続く。体の状態を整えて東京五輪で金メダル獲れるように頑張りたい」

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2021年3月22日のニュース