大関復帰へ照ノ富士が“M2” 高安は勝ち越し、1敗でV争い単独トップ

[ 2021年3月22日 17:56 ]

大相撲春場所9日目 ( 2021年3月22日    東京・両国国技館 )

<3月場所・9日目>妙義龍(手前)を極め出しで破る照ノ富士(撮影・村上 大輔)
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 大相撲春場所は22日、東京・両国国技館で9日目の取組が行われた。1敗の元大関の小結・高安(31=田子ノ浦)は阿武咲(24=阿武松)をはたき込みで破り勝ち越しを決め、優勝争いで単独トップを守った。立ち合いでしっかり当たり、前に出た上ではたきこんだ。

 大関復帰を目指す2敗の関脇・照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は妙義龍をきめだしで下し、大関昇進の目安とされる三役での3場所33勝へあと2勝となった。同じく2敗の千代の国も玉鷲をひきおとしで下した。

 大関陣はこの日も全員そろっての白星ならず。正代は初場所優勝の小結・大栄翔に一方的に押し出されて5敗目となった。朝乃山は志摩ノ海を寄り切って、3敗を死守。カド番の貴景勝は小結・御嶽海を下し、6勝3敗とした。

 9日目を終え、高安が1敗で単独トップ、2敗は照ノ富士、千代の国となっている。

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