五輪海外客断念、アーチェリー代表・古川ら思い「フェアな応援を」

[ 2021年3月22日 05:30 ]

アーチェリー 東京五輪代表最終選考会最終日 ( 2021年3月21日    東京・夢の島公園アーチェリー場 )

アーチェリー東京五輪代表に決まり笑顔を見せる(前列左から)中村、早川、山内(後列同)古川、河田、武藤(撮影・会津 智海)
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 東京五輪・パラリンピックでの海外からの一般客受け入れ断念が20日に決まり、アーチェリー五輪代表が21日、都内での最終選考会後、それぞれの思いを口にした。

 男子で5大会連続代表を決めた古川高晴(36=近大職)は「日本選手だけへの応援になれば、フェアではない。応援されることはうれしいが、もし、海外の選手同士の試合で盛り上がらなければ、寂しい。ホームでの開催だけど、フェアに応援をしてもらいたい気持ちがある」と、過度に日本びいきにならないことを願った。

 女子の早川漣(33=デンソーソリューション)は、団体銅の12年ロンドン五輪とは違った雰囲気になることをイメージし、「日本語しか聞こえないようになる。それを力に変えていきたい」と、与えられた環境でベストを尽くす決意を見せた。

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