ジェームズ離脱のレイカーズはサンズに完敗 東地区首位の76ersは延長でニックスに辛勝

[ 2021年3月22日 13:58 ]

マスク姿で戦況を見守るレイカーズのジェームズ(右)とデービス(AP)
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 NBAは21日に各地で10試合を行い、20日のホークス戦で右足首を捻挫したレブロン・ジェームズ(36)を欠くレイカーズは、敵地フェニックス(アリゾナ州)でサンズに94―111(前半44―59)で敗れて4連勝のあと連敗。今季の成績は27勝14敗となり、西地区全体2位のサンズに1ゲーム差をつけられた。

 昨季のファイナル制覇に貢献したアンソニー・デービス(28)も右脚の故障で15試合連続で欠場。レイカーズは年棒総額が7196万1555ドル(約78億4000万円)、今季の個人成績で計47・9得点、16・3リバウンド、10・9アシストを挙げていた主力コンビ抜きでの戦いとなり、一度もリードを奪えないままに完敗を喫した。

 先発したデニス・シュルーダー(27)は22得点、ベンチから出たモントレズ・ハレル(27)は23得点と10リバウンドを挙げたが、チームの3点シュート成功は25本中5本と低調だった。

 サンズは28勝13敗。デビン・ブッカー(24)とディアンドレ・エイトン(22)がともに26得点をマークし、クリス・ポール(35)は11得点、10リバウンド、13アシストで今季初のトリプルダブルを達成し、史上6人目の通算1万アシストをクリアした。このカードは今季2戦2勝。西地区全体首位のジャズ(30勝11敗)とは2ゲーム差となった。

 一方、東地区全体首位の76ersは敵地ニューヨークで延長の末にニックスを101―100(前半43―42、延長13―12)で振り切って東地区では30勝一番乗り。20得点のトバイアス・ハリス(28)が延長の残り5・3秒にフリースローを2本とも決めて逆転し、ここ9戦で8勝目を挙げた。

 ニックスは21勝22敗。このカードは今季3戦全敗で、2017年1月12日(16年シーズン最終戦)に1点差で勝って以来、通算15連敗を喫した。

 なお8連敗のラプターズは22日にヒューストンで20連敗のロケッツと顔を合わせることになっている。

 <21日の結果>
ペイサーズ(19勝22敗)109―106(延長)*ヒート(20勝21敗)
サンダー(18勝24敗)114―112*ロケッツ(11勝30敗)
ペリカンズ(18勝24敗)113―108*ナゲッツ(25勝17敗)
*セルティクス(21勝21敗)112―96マジック(14勝28敗)
*ネッツ(29勝14敗)113―106ウィザーズ(15勝26敗)
*キャバリアーズ(16勝26敗)116―105ラプターズ(17勝25敗)
ブルズ(19勝22敗)100―86*ピストンズ(12勝30敗)
76ers(30勝13敗)101―100(延長)*ニックス(21勝22敗)
マーベリクス(22勝19敗)132―92*トレイルブレイザーズ(25勝17敗)
*サンズ(28勝13敗)111―94レイカーズ(28勝15敗)
 *はホームチーム

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