コロナ関連休場の14関取 新番付変動か 伊勢ケ浜審判部長が示唆

[ 2021年1月28日 05:30 ]

伊勢ケ浜審判部長
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 日本相撲協会審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱・旭富士)は27日、新型コロナウイルス感染や濃厚接触の可能性があるため初場所を全休した力士65人について、横綱・白鵬を除く十両以上の関取は春場所の番付で変動があることを示唆した。関係者によると、1枚ほどの降下とみられる。幕下以下50人は据え置きとなった。

 白鵬を除いて全休した関取14人について、伊勢ケ浜部長は「(コロナ絡みで)休んだ関取衆を公平にして作成した」と出場力士との兼ね合いを強調。初場所では宮城野、荒汐、九重、友綱の4部屋が全休措置になり、平幕では感染した若隆景や千代翔馬らが出場できなかった。

 昨年秋場所を集団感染のため全休した玉ノ井部屋の力士全員は番付が据え置かれていた。伊勢ケ浜部長は今後もコロナ関連で全休力士の番付について編成会議で状況に応じて協議するとした。

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