森喜朗会長、五輪開催の最優先事項“安全安心”の判断基準は「ない」

[ 2021年1月28日 18:59 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が28日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話会議を行った後、取材に応じた。

 新型コロナウイルスの収束が程遠い中、IOCや国、組織委員会は「安全安心な大会」を唱えて開催を目指している。「安全安心」の判断基準を問われた森会長は、「そんな判断の基準があるかといえば、ない」とし、「みなさんが新聞書くのと同じ。どこまで書いていいのか、ここはぼかした方がいいのか、間接的に書く方がいいのか。いろんなやり方があると思うんですね。安全と安心は、みんなが願ってやっているわけですから。事故があると思って列車に乗っている人はないし、事故があると思って飛行機に乗ってる人はいないんじゃないですか」と話していた。

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