少年男子は鍵山、少年女子は松生が首位発進 国体フィギュアSP

[ 2021年1月28日 05:30 ]

第76回国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会 ( 2021年1月27日    名古屋市・ガイシプラザなど )

国体フィギュア少年女子SPで首位の松生
Photo By 代表撮影

 愛知、岐阜両県で開幕し、フィギュアスケートの少年男子ショートプログラム(SP)では、鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が95・12点でトップ。少年女子SPは松生理乃(16=中京大中京高)が63・55点で首位発進した。緊急事態宣言が発令されている中で9県が不参加となった。

 少年男子は鍵山が95・12点で首位に立ち、全日本3位の貫禄を見せつけた。冒頭のフリップ―トーループの連続3回転やトリプルアクセル(3回転半)など余裕を持って成功。思っていた以上の高得点に「ちょっと出過ぎ」と戸惑いつつも「いい演技ができた」と手応えを示した。練習では、今年から取り組んでいる4回転ループにも挑戦。28日のフリーだけでなく、その先も見据えて調整している。

 ≪松生ステップで転倒に苦笑い≫SPで首位に立ちながら、全日本4位の松生にとっては素直に喜べない結果となった。冒頭の3回転ルッツを皮切りにジャンプを全て成功させた一方、終盤のステップでバランスを崩して膝をつくミス。苦笑いを浮かべながら「変なところで転んで、自分でもあきれるようなところもあるけど…。ジャンプが降りられたのは良かった」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年1月28日のニュース