取組中に脳振とう、続行できない場合は不戦敗 規定で明文化へ

[ 2021年1月28日 05:30 ]

初場所10日目に立ち合いで頭から強く当たり、崩れる湘南乃海(右)
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 相撲協会審判部は27日の会議で取組中に脳振とうを起こしたケースの対応について話し合った。著しく相撲が取れない場合は審判団で協議し取組を続行するか否かを判断。続行できない場合は不戦敗とすることを確認した。

 初場所10日目の幕下湘南乃海―朝玉勢戦で立ち合いで激しく頭から当たった湘南乃海が腰から崩れ、立ち上がれず不成立。取り直し後に湘南乃海が勝利したが安全面を危惧する意見が挙がっていた。

 伊勢ケ浜審判部長は規定で明文化することを明かし「そうしないといけないし、部の中でもそうすることでまとまった」と話した。

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