渡辺倫果は53・05点「フリーで挽回できるように」フィギュア全国高校選手権

[ 2021年1月23日 11:26 ]

<全国高等学校選手権 フィギュアスケート女子SP>冒頭のジャンプのミスも、立て直した渡辺倫果(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート全国高校選手権の第3日が23日に長野市ビッグハットで行われ、女子ショートプログラム(SP)C組に出場した渡辺倫果(青森山田)は53・05点だった。冒頭のルッツの回転が抜けたが、その後はきっちりジャンプを決めた。「見直して、フリーで挽回したい。上位に乗せられるように強い精神で臨みたい」と語った。全日本選手権ではフリーに進めず「学ぶことが多かった」と振り返り、反省を生かして練習してきた。

 カナダ拠点だが、新型コロナウイルスの影響で帰国。国境閉鎖が解除されるまで京都の木下アカデミーで練習している。「うまい選手ばかり。高いモチベーションを維持し続けている」と語る。現在3年生。大学は通信制に通い、引き続きカナダで腕を磨くという。

 A~C組の3組に分かれる女子SPは23日まで3日間かけて行われ、上位24人が24日のフリーに進む。

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2021年1月23日のニュース