“お茶会”も禁止?! ラグビーTL2・20開幕へコロナ対策の指針厳格化へ

[ 2021年1月23日 15:20 ]

オンライン会見に臨んだ岩渕健輔専務理事(右)と太田治トップリーグチェアマン
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 日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事、太田治トップリーグ(TL)チェアマンが23日、オンラインで会見を開き、大会方式を変更して2月20日の開幕が決まったトップリーグ2021について、新型コロナウイルス対策のガイドラインを強化する考えを示した。TLは今月16日に開幕予定だったが、6チーム計68人の選手・スタッフに新型コロナの陽性者が出たため、開幕延期が決定。22日に新たな日程が発表されていた。

 会見で岩渕氏は「今後、厳格にラグビー活動以外の行動管理をしないといけない。具体的な予防策、ガイドラインの厳格化を講じる」と明言。今回、陽性者が出た6チームの中には「カフェでお茶を飲んだことで、濃厚接触として認定されたケースがある」として、新たなガイドラインではプライベートでの行動制限にも踏み込む考え。また体調管理アプリの導入、現在は2週間に1度のPCR検査の頻度を増やすことも視野に入れているという。

 太田氏は感染防止に成功しているチームが独自に定めているガイドラインが、陽性者を出したチームのものよりも「差がある」と明かした上で、「非常に良くやっているチームもある。ナレッジ(知識)を共有したい」と話した。

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2021年1月23日のニュース