ラプターズがヒートに雪辱して6勝目 渡辺は6分の出場で無得点もディフェンスで貢献

[ 2021年1月23日 11:34 ]

ダンクをたたき込むラプターズのパウエル(AP)
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 NBAラプターズは22日、準本拠地となっているタンパ(フロリダ州)でヒートと対戦し、101―81(前半56―42)で勝利を収めて今季の成績を6勝9敗とした。

 同一カードとなった20日は102―111で敗れていたが中1日となった一戦で雪辱。今季18・2得点をマークしていた主力ガードのカイル・ラウリー(34)はつま先を痛めて欠場したものの、代わって先発したノーマン・パウエル(27)が23得点、OG・アヌノビー(23)は3点シュートを6本中5本決めて21得点を稼いだ。パスカル・シアカム(26)は15得点と14リバウンド、5アシスト、2スティールを記録。チーム一丸となった戦いで一度もリードを許すことなく連敗を阻止した。

 渡辺雄太(26)は37―20で迎えた第2Qの開始からコートに登場。今季自身9戦目のプレータイムはこのクオーターだけの5分38秒でシュートを放つ機会はなかったが(無得点は4試合目)、2リバウンドを記録した。ヒートのバム・アデバイヨ(23)がペイント内で試みようとした際には体を寄せてシュートを打たせず、ゴラン・ドラギッチ(34)がドリブルからインサイドを突くと進路を阻止。記録に表れないディフェンス面でチームに貢献した。

 ヒートは6勝8敗。最大19点差をつけられながら第3Qの6分34秒に一時同点(61―61)としたが、結局一度もリードをできないままに敗れた。20日のこのカードで28得点を挙げていた2季目のガード、ケンドリック・ナン(25)は22得点。チームの3点シュートの成功率はラプターズが42・5%(40本中17本)だったのに対し、ヒートは22・6%(31本中7本)と精度を欠いた。

 なおラプターズは24日と25日に敵地インディアナポリス(インディアナ州)でペイサーズと2試合を行うことになっている。

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