鍵山、初Vへ男子SP首位発進 3度音楽が途切れるハプニングもなんの

[ 2021年1月23日 05:30 ]

全国高校スケート、アイスホッケー選手権第2日 ( 2021年1月22日    長野市ビッグハット )

圧巻の演技を見せた鍵山優真だったが演技終盤で音楽が途切れ困惑した表情(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)では全日本選手権3位の鍵山優真(星槎国際高横浜2年)が88・91点をマークし、首位発進した。3日間かけて行われる女子SPでは横井きな結(きなゆ、中京大中京1年)が61・77点で暫定トップに立った。 

 3度も音楽が途切れるハプニングに見舞われながら、鍵山が初優勝へ前進した。後半の3回転半の踏み切り動作に入った場面で音楽が消え、ステップ、スピンの途中でも会場が静かになった。結果的に制限時間の2分50秒を7秒超えてしまい、5秒ごとに1点、計2点の減点となった。救済措置を求めるには音楽が途切れた時点、もしくは演技終了時に審判団に申告する必要があるが行わなかった。「アクセルは一番集中できた。練習してきたので体が覚えていた」と振り返ったが「正しい判断をすればよかった」と反省も口にした。

続きを表示

2021年1月23日のニュース