ネッツがキャバリアーズに連敗 アービング復帰後は2戦2敗

[ 2021年1月23日 14:44 ]

キャバリアーズのセクストンにマークされるネッツのアービング(AP)
Photo By AP

 NBAは22日に各地で11試合を行い、ネッツは敵地クリーブランド(オハイオ州)でキャバリアーズに113―125(前半60―61)で敗れて9勝8敗。4連勝のあとは黒星が2つ並び、大型トレードでロケッツからジェームズ・ハーデン(31)を獲得してから2勝2敗、カイリー・アービング(28)が「個人的事情」による離脱から復帰してからは2戦2敗となった。

 このカードは20日にも同じクリーブランドで行われていたがネッツは再延長の末に135―145で苦杯。その試合で50分出場したケビン・デュラント(32)はアキレス腱断裂の故障歴を考慮して中1日での再戦には出場しなかった。

 アービングは38得点をマークし、復帰2戦で計75得点を記録したものの連敗。ハーデンは19得点と11アシストを記録したが、最大16点差をつけられて敗れ去った。

 キャバリアーズは8勝7敗。20日のネッツ戦で42得点をたたきだした3季目のガード、コリン・セクストン(22)がこの日も25得点と9アシストを稼ぐなど活躍し、チームは3連敗のあと3連勝を飾った。ベンチから出たセンターのジャレッド・アレン(22)が19得点、フォワードのトーリアン・プリンス(26)が14得点を記録するなど、ハーデンの交換要員としてネッツから移籍してきた2人も活躍。ベンチスコアでは50―29、ペイント内のスコアでは70―46と大きく上回って“新ビッグ3”を抱えるネッツを2戦連続でなぎ倒した。

 東地区全体で首位に立っている76ersは地元フィラデルフィアでセルティクスを122―110(前半49―50)で退けて11勝5敗。ジェイソン・テータム(22)をコロナ感染で欠くセルティクスではジェイレン・ブラウン(24)が今季の自己最多に並ぶ42得点を挙げたものの、5連勝のあとは3連敗を喫した。

 ニックスに勝ったキングスは連敗を4で阻止。クリッパーズはサンダーを退けて6連勝を飾り、レイカーズと同率ながら西地区全体の首位に立った。なおこの日に行われる予定だったウィザーズ対バックス、グリズリーズ対トレイルブレイザーズ戦の2試合は新型コロナウイルスの影響ですでに延期となっていた。

 <22日の結果>
ブルズ(7勝8敗)123―110*ホーネッツ(6勝9敗)
ロケッツ(5勝9敗)103―102*ピストンズ(3勝12敗)
*ペイサーズ(9勝6敗)120―118(延長)118マジック(7勝9敗)
*キャバリアーズ(8勝7敗)125―113ネッツ(9勝8敗)
*76ers(11勝5敗)122―110セルティクス(8勝6敗)
*ラプターズ(6勝9敗)101―81ヒート(6勝8敗)
ホークス(8勝7敗)116―98*ティンバーウルブス(3勝11敗)
マーベリクス(8勝7敗)122―117*スパーズ(8勝8敗)
ナゲッツ(8勝7敗)130―126(延長)*サンズ(8勝6敗)
*クリッパーズ(12勝4敗)120―106サンダー(6勝8敗)
*キングス(5勝10敗)103―94ニックス(8勝9敗)
 *はホームチーム

続きを表示

この記事のフォト

2021年1月23日のニュース