松山英樹 首位と5打差13位 バーディー締めで最終日へ「楽しみ」

[ 2021年1月17日 12:53 ]

米男子ゴルフツアー ソニーオープン第3日 ( 2021年1月16日    ハワイ州 ワイアラエCC=7044ヤード、パー70 )

16番、グリーン奥バンカーからの第3打を直接沈めてバーディーを奪った松山(AP)
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 首位と3打差の7位から出た松山英樹(28=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーで13位となった。首位とは5打差。61をマークしたブレンダン・スティール(37=米国)が通算18アンダーに伸ばして単独首位に立った。

 第2ラウンドのアウトの後半でハーフ自己最少の28をマークして一夜明け。さらなる上位進出を目指したムービングデーだが、前半は我慢の展開となった。1、2番と3メートル前後のチャンスを決められず、5番ではアプローチが寄らずにボギーが先行。それでもパー5の9番で4・5メートルのイーグルパットを沈め、前半を1アンダーで折り返す。

 後半は12番パー4で第2打をピン手前90センチにピタリと寄せてバーディー。14番で2メートル、15番で4メートのチャンスが右に抜けて思わず苦笑いを浮かべる場面もあったが、16番パー4でグリーン奥バンカーからの第3打を直接沈めてバーディー。パー5の最終18番もきっちりバーディーで締めて、「ショットに関してはウッド系はよくないけど、そのほかはかなりいい出来になってきている。ここまでボールをコントロールできたのは、なかなかなかった。今日は上手く出来たので、明日もどれくらいショットができるか楽しみ」と振り返った。

 好調なショットとは対照的にもどかしい展開となったグリーン上に関しては、「入ってないけど、いいストローク。ラインの読みがボール1個、半個ズレているというところ。入ってくれていれば、10アンダー行けそうな雰囲気はあった」という。首位とは5打差。最終日に向けて「相当なビッグスコアを出さないと話にならない。今日のショットと昨日の後半のようなパットがあれば、まだチャンスはあると思う。それをイメージしながらやりたいなと思います」と話し、練習場へと向かった。

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2021年1月17日のニュース