伊藤美誠2年ぶりVならず悔し涙「決まったと思ったボールが帰ってきて足が動かなかった」

[ 2021年1月17日 14:41 ]

全日本卓球選手権最終日 女子シングルス決勝   伊藤美誠 3―4 石川佳純  ( 2021年1月17日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

<全日本卓球選手権 女子シングルス決勝>優勝を逃して涙の伊藤美誠(撮影・北條 貴史)
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 全日本卓球選手権最終日が17日、大阪市・丸善インテックアリーナ大阪で行われ、女子シングルス決勝では、ともに五輪代表内定選手の伊藤美誠(20=スターツ)と石川佳純(27=全農)が対戦。伊藤は3―4で逆転負けし、2大会ぶり3度目の優勝はならなかった。

  伊藤は、第1ゲームを3―2から5連続ポイントを奪うなど主導権を握り11―4で先取。第2ゲームは7―11で落としたが、第3ゲームは6―7から5連続ポイントして11―7で奪い先行。第4ゲームも6―7から5連続ポイントし11―7で取ったが、第5ゲーム、第6ゲーム、そして第7ゲームも奪われて敗れた。

 伊藤は試合後、「夢のような、ちょっと信じられない気持ちもあります」と振り返り、終盤に笑顔が見られたのは「ラリーが続いたのが楽しかった。ただ決まったと思ったボールが返って来て足が動かなかった。どんな試合でも勝てるように力をつけたい」と涙を流しながら話した。

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