菊池萌 4年ぶり女子500Vに号泣、ショートトラック全日本選手権

[ 2021年1月17日 05:30 ]

スピードスケート・ショートトラック全日本選手権第1日 ( 2021年1月16日    長野県帝産アイススケートトレーニングセンター )

スピードスケート・女子ショートトラックの菊池萌水
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 前半2種目が行われ、女子は1500メートル1位、500メートル6位の山名里奈(21=山梨学院大)がトップに立った。500メートルを制した菊池萌水(28=KHネオケム)が総合2位。男子は渡辺啓太(28=阪南大職)が総合1位に立った。3月にオランダで開催予定の世界選手権の代表選考会を兼ねており、17日の1000メートル、3000メートルを合わせた4種目の総合で争う。

 初日を終えて女子総合2位の菊池萌は、500メートルで4年ぶり4度目の優勝を果たして号泣した。14年ソチ五輪は代表入りしたが、18年平昌五輪は落選。「まだスランプを抜け出せてないが、最低限の仕事ができて1位を勝ち取れたのはうれしい」と声を震わせた。既に世界選手権代表に内定している妹・純礼(富士急)らが調整を優先して欠場する中、1500メートル決勝は転倒して7位。今大会はスピードを取り戻すために低い姿勢を意識しており「世界選手権の権利を得ることが一番の目標」と最終日を見据えた。

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