ハーデンが新天地ネッツでデビュー いきなりトリプルダブル デュラントは42得点

[ 2021年1月17日 10:30 ]

ゴール下でシュートを放つネッツのハーデン(AP)
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 ロケッツからネッツにトレードで移籍したジェームズ・ハーデン(31)が16日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で行われたマジック戦に出場。新天地初戦では40分出場し、フィールドゴール(FG)を18本8本(うち3点シュートは10本中3本)、フリースローを15本中13本成功させ、ターンオーバーを今季最多の9回犯したものの、32得点と11リバウンド、14アシストをマークして今季初のトリプルダブルを達成した。

 サンダー時代に3季チームメート(2009~11年シーズン)だったケビン・デュラント(32)は5本の3点シュートを成功させて今季自己最多の42得点。成功させた16本のFGのうち6本までがハーデンのアシストだった。「個人的事情」で戦列を離れているカイリー・アービング(28)は新型コロナウイルス感染防止規定に抵触した影響もあって6試合連続で欠場したが、ネッツは120―115(前半52―50)で勝利を収めて3連勝(8勝6敗)を飾った。

 3季連続で得点王となっているハーデンの最初の得点は第1Q終了間際のフリースローでこれを2本とも成功。しかし3点シュートは第3Q2分38秒に成功するまで4本連続で失敗していた。それでも後半は24得点をマーク。デュラントとともにチームをけん引して勝利に貢献した。

 マジックは6勝7敗。センターのニコラ・ブーチェビッチ(30)が34得点と10リバウンド。7アシストを挙げたものの、チームは5連敗を喫して今季初めて勝率が5割を下回った。

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