男子走り高跳び 衛藤が優勝 憧れ聖地で結果「うれしい気持ちでいっぱい」

[ 2020年8月23日 13:18 ]

陸上 セイコー・ゴールデングランプリ ( 2020年8月23日    東京・国立競技場 )

<セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京>男子走り高跳び、優勝を決めた衛藤(撮影・会津 智海)
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 男子走り高跳びは衛藤昂(29=味の素AGF)がジャンプオフ(追加試技)の末に2メートル27で競り勝った。衛藤は「記念すべき新国立最初の大会でいい跳躍ができてうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 来年行われる東京五輪の舞台で結果を残した。憧れの聖地での試合に公式練習では固くなったというが「動いているうちにほぐれてきた。やりやすい競技場だと思った」と“相性”の良さを感じさせた。

 日本記録保持者の戸辺直人(28=JAL)は2メートル24で3位。「始まってから2メートル20を飛ぶまでは踏み切り位置の調整をしていた。定まったので、スピードを上げて踏み切れば良い跳躍ができると思ったが、それができるだけの状態ではなかった」と悔しがった。国立競技場の印象については「タータンは硬めで走りやすい。助走を頑張らなくても晋という感じだった」と感想を語った。

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2020年8月23日のニュース