レイカーズとバックスが2勝1敗 ジェームズ気迫の38得点 サンダーは3戦目で初勝利

[ 2020年8月23日 12:28 ]

トレイルブレイザーズ戦で38得点をマークしたレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは22日、フロリダ州オーランドでプレーオフ1回戦の4試合を行い、西地区全体1位のレイカーズは116―108(前半53―57)で8位のトレイルブレイザーズを下して2勝1敗。レブロン・ジェームズ(35)が8回のターンオーバーを犯しながらも38得点、12リバウンド、8アシストをマークして土壇場でも奮闘した。アンソニー・デービス(27)は前半で6得点どまりだったが、後半だけで23得点。トレイブレイザーズはデイミアン・リラード(30)が5本の3点シュートなどで34得点を稼いだが後半でリズムをつかめなかった。

 西地区全体5位のサンダーは29得点を挙げたデニス・シュルーダー(26)らの活躍で、延長の末に4位ロケッツを119―107(前半57―63、延長15―3)で振り切って1勝2敗。ロケッツのジェームズ・ハーデン(30)は38得点を記録したものの、勝負どころの延長開始53秒に6反則目を犯して退場となった。ハーデンの6反則は今季初めて。昨年3月3日のセルティクス戦以来となる珍しい“退場劇”となった。

 東地区全体1位のバックスは8位のマジックを121―107(前半70―43)で退け、レイカーズ同様に初戦を落としたあとは連勝。ヤニス・アデトクンボ(25)が35得点、11リバウンド、7アシストを稼いでチームを引っ張った。

 なおこの試合の第2Q6分すぎ、バックスのマービン・ウィリアムス(34)とマジックのジェームズ・エニス3世(30)がゴール下でのポジション争いからもみ合いとなり乱闘寸前に発展。審判らが間に入って引き離すハプニングとなり、結局両者は退場処分となった。

 東地区全体5位のヒートは27得点を記録したジミー・バトラー(30)の活躍で4位のペイサーズを下して3戦全勝。4季ぶりの地区準決勝進出に王手をかけた。

 

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